ミミコ

圧倒的社会不適合者の極み。でも、なんとか生きていきたい。写真や絵で綴る街や人間の観察日記です。人間の無意識と場の関わりについて研究しています。

忘れさせてくれるもの

前回の記事の続き

八つ当たりをしてきた先輩が、後日謝りに来た。

色々事情を聞いてみると、やはり学校での人間関係が大変なんだそう。

この歳にもなってイジメ問題などがあるらしい。

話を聞いて、先輩に同情をした。

 

ただ・・・どうしても・・

あのとき先輩に吐かれた暴言は許せないな・・と思っている。

ストレスがあったのはわかるけれど・・どうしてもあの時の傷が癒えない。

 

私はこれから先輩とどう接していこうか、頭の中でずっとぐるぐる考えていた。

 

先輩は必死に謝っている。反省しているのは伝わるんだけれど・・どこか許容できないところがある。

どうやったら、あの時のこと忘れられるんだろうか・・?

 

そう悩みながら、渋谷の街をうろついていた。

 

すると、三鑰彩音さんという若手の画家さんの個展にたどり着いた。

 

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この絵。

ステンドグラスのように色鮮やかに艶めく女性の髪に魅せられてしまった。

どこかアール・ヌーヴォーを想起させる感じ。

色使い、曲線やらタッチやら、キラキラ感やら、私のどストライクの画風だった。

一瞬にして目を奪われた。

 

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絵を見て、久しぶりに高揚感を味わった気がする。

そして、彼女の絵を見ている間は、先輩との嫌な思い出が全て吹き飛んで行くような感じがした。

自分の生きてきた世界を忘れて、彼女の世界に奥深くのめり込んでしまったような。

 

そんな彼女の絵を見てから、なんだか穏やかな気分で一日を過ごせた。

 

先輩のことで酷く思い悩んでいたけれど、絵一つでこんなに現実逃避させてくれるものなのかと。

 

三鑰彩音さんの絵との出会いに感謝をしている。

素敵な絵をありがとうございます。

 

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